山手線半周

派遣の面談に行ってきました。
1日に3件はやっぱりきつかったです。
なお、今日から有給が発生すると思っていましたが、明日からでした。そういえば9月に今の仕事をはじめるとき、先様の受け入れの都合上、9/2から開始したのでした。あーあ、来月の給料、2万円すくない・・・。

1件目は御徒町でした。
時給は3300円で、勤務時間は7時間15分。残業は月10-15時間。この仕事が一番希望だったのだけど、面接者は「いまいち」という表情でした。
面談のあと、次まで時間が空いていたので、御徒町で安いマッサージに入りました。最近は中国人のやっている激安マッサージ多いですよね。
60分で初めてのお客様2980円というのを受けて、日本語はかなりあやしいけどマッサージ自体は上手なおじさんにほぐしていただきました。

2件目は大崎。軽くお昼しようと、何年かぶりにドトールに入りました。
大崎の案件の時給は何と3500円というものでしたが、勤務時間は8時間、残業は月30-40時間というのでビクビクしていました(ただし1年のプロジェクト)。
内容は、とある官公庁のネットワークのリプレイスにあたって、セキュリティの提案書を書くというもので、必要なスキルは「提案スキル」、あればよいスキルは「ファイアウォール等のセキュリティ装置」と書かれていました。
ところが、実際に先様の担当者とお話してみると、先様のご要望は「ファイアウォールなどを構築できて、できれば仮装サーバ基盤を構築できて、それらを提案書に盛り込める人」・・・。
聞いただけで「私には無理ー」で、先方も「あんた何しに来たの」状態。
ってかさ、そんな人材、1年のプロジェクトで時給3500円なんかできてくれないよ?
とある大手SIerだったけど、そんな人材自社で正社員として育てなよ?あるいは外注したいなら最低でも時給5000円払いなよ?そうしたらフリーランスでそういうことをできる人がくるかもしれない。でも最近はハイスキルのIT人材は引っ張りだこだからそれでもこないかもね、と言いたいです。
派遣会社って、クライアント企業から「ムリゲー」な要望がくると、必要スキルを薄めて薄めて、丸めて丸めて、1%ぐらい掠ってるっぽい人を無理やり面談に引きずっていきますよね。
遠い遠い昔、私が派遣で働き始めたころ、「Macちょっと触れるだけでいいですから」と連れていかれた客先の要望が実は「Macで建築パースソフトがバリバリ使いこなせて、できればインテリアコーディネーターか建築士の資格を持ってる人」というもので、「あんた何しに来たの」という目で見られたことを思い出しました。

どっと疲れましたが、まだ3件目の渋谷の案件が残っています。
面談時間は短かったので、時間がだいぶ空き、スマホの電源も残り少なかったので、調べて「大崎ゲートシティ」内のマクドナルドにコンセントがあるという情報を得て行ってみました。
すると、マクドナルドにはコンセントはなかったのですが、そのとなりのローソンに大きなイートインスペースがあり、コンセントがありました。ドトールのミラノサンドだけではたりなかったので、サンドイッチとウーロン茶を買って充電がてら暇をつぶしました。
大崎というのは何もないところの印象でしたが、こんないい施設ができていたのだと感心しました。

大崎から渋谷に向かいました。
東京に住むようになってもう15年になりますが、未だに渋谷ダンジョンだけは苦手です。
梅田ダンジョンは離れてから15年経っても迷うことはありません。基本的な形はかわらないからです。でも渋谷ダンジョンは現代のサグラダファミリアとしか言いようがない。前にいったときと建物が変わってたりするし、あの放射状の道が、一本まちがえるととんでもなくそれていくのがとても苦手です。
渋谷の案件は、時給が2870円、今より少しだけ高いです。勤務時間が少し長く残業も月10-20時間あるということで、今よりかなり収入が上がります。
ここがいちばん面接の感触がよかったです。
ただ、相手が官公庁で、最近委託先の身元確認が厳しく(あのブロードリンクの事件のせいですね)採用ということになったら一度相手の官公庁に履歴書を提出する必要があるということでした。
仕事転々としてるから、ぁゃしぃ奴と思われて却下されちゃうかもしれません。そうなると流れちゃいますね。

ともあれ、今日は疲れました。山手線を半周したことになります。
今回もし決まらなくても、時給2800円以上で引き合いがあるので、困ることはないでしょう。今のIT好景気に感謝です。

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