仕事の延長がなかった本当の理由

実はかなりやさぐれていました。

京都旅行記を書こうと思いましたが、その前に、ちょっと思うことがありまして、その翌日の3/31の出来事を書こうと思います。
3/31は、前の会社の最後の出社日だったのです。
仕事は評価されていた、と思っていたのに、1月終わりに「次の更新はない」といわれて、かなり落ち込んでいました。
正直いって、かなり拗ねていたといっても過言ではありません。
なぜなら理由が「さくらねこさんのスキルに見合う仕事が用意できない」ということでしたから・・・。
つまり「おまえは能力が足りない」と言われたと、思っていました。
(悔しくて、京都のホテルで泣いたりしてました・・・。)

上司が言った衝撃の事実・・・。

最後の出社日、デスクを片付けていたら、私を能力が足りないかのように言っていた(と私が勝手に思っていた)人たちがやってきて、「さくらねこさんが手伝ってくれて本当に助かりました」と言って、もんじゃ焼きセットをくださいました。正直いって驚きました。そして嬉しかったです。
最後挨拶が終わって、直接の上司が見送ってくれて、衝撃の事実を言ってくれたのです。
直接の上司も「さくらねこさんは本当にスキルが高くて助かった」というのです。驚いて「私のスキルに見合う仕事がないといわれたから、お役に立ててないのかと思っていました」というと、上司は「えっ、理由、派遣会社から聞いてないの!?」と驚き、本当の理由を放してくれました。
4/1から「同一労働同一賃金」が施行されるということで、私の労働に対して1割以上も値上げしてきたから、だったそうです!!!
「1割も上がったら俺の給料より多いもん」という上司。
そりゃそうだ。
たぶんですが派遣会社はだいたい25%ぐらいはマージンとして受け取ってますから、私の前の会社の時給が2750円だったので、3500~3600円/時の請求をしていたと思いますが、そこから1割あげて、3800~3900円/時に上げることを要求してきたんだろうと思います・・・そりゃ通らんわ・・・。
もちろん私にはそんな話は一切なく、私のスキルが低かったかのように伝えた派遣会社はあまりにも黒いです。もし通ったら私には口を拭って伝えないか、あるいは50円ぐらいお情けで上げるとかでしょうね・・・黒い。

いくら同一労働同一賃金って言ったって・・・。

てかさ、同一労働同一賃金の意味をはき違えてるよ、派遣会社。
私はまだまだスキル不足で、上司のアシスタントでしかなかった。それを、同じセキュリティエンジニアだから同じ賃金、といわんばかりに請求を1割も上げるとかないわー。
どんなに上げても70~100円/時、私には50~80円の還元ぐらいが関の山でしょうに何を考えてるんだ・・・。

自分はひねくれすぎていたかもしれないです。

派遣会社への不満や不信は置いておいて、この出来事で思ったのは、私はあまりにもひねくれすぎていたということです。
今までの人生、ずっと、人から否定されて生きてきたので、また否定しやがるんだろう、と思いすぎていました。
50歳になってようやく、自分が人から受け入れられるとか、評価されているとか考えていいんだって思うことが、この3月にもうひとつあったのですが、それはまた後日記事にします。
否定されていると思ったら「どうしてですか」って聞いたらいい。それを「どうせまた否定したり利用したりしやがるんだろう、へっ!」みたいな考え方をして黙って恨みがましい態度をしてはいけない、そう、思いました。

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