女はそれを我慢できない。

恋愛的なことで男性に不満を述べると必ず現れる。

少し前の記事に、コメントが付きました。
読むと、またか、というような「男に気が利くことを求めるな、そんな男は売れてるか、あるいは複数と付き合ってる、いまだに余ってるあなたもそんなレベル高くないんだから我慢しろ」という内容のブログ記事のリンクでした。
なぜ、「男はこうなんだから女は我慢しろ」という理屈が、いまだに蔓延しているのでしょうか?
男は女に比べてコミュ障だから、女が気に入るようなコミュニケーション能力がある男は少ないのを理解しろ?
なぜ「男は女に比べてコミュ障で、女が気に入るようなコミュニケーション能力がある男が少ないから、少しでもコミュニケーション能力を鍛えれば女にモテる可能性が飛躍的に高まる」から、男性がコミュニケーション能力を上げるとよい、という話にならないのか小一時間問い詰めたいです。

そこを我慢するなら、男を年収など外的なことで測るしかない。

一緒に居て楽、感じが良い、話が合うといった条件が「大多数の男はそんなことできないから贅沢言うな」というのなら、女は男性を年収などの外的条件で選ぶしかないです。
どうせ「コミュ障で威張って不快な男性」しかいないのなら、できるだけ年収が高い男性、あるいは見た目が良い男性、学歴が良い男性など外的な条件の良さを求めるしかないです。
そういうと「年収〇〇〇万円は平均より上の男だ」とかそういう話をしてくるのでしょう?
それって要するに「年収も見た目も頭も平均より下で、女性の扱いもわからず、自己中心的で、コミュニケーション能力も低く、それらを高める努力さえしようともしない産業廃棄物みたいな男を諦めて選べ」ってことでしょう?
残念ですがそれなら要らないです^^。

余ってる女からみてもつきあいたくないという事実を見つめろ。

どうしても結婚したい、既婚者というステイタスが欲しい(あるいは結婚を経済的な逃げ場にする)というのならそんな産業廃棄物でも選ぶしかないけれど、そうでないなら、人間として好きになれない・一緒に居て不快な相手と結婚するいわれはないです。これは男女ともに同じだと思います。
私は相手の男性に年収は求めていません。ヒモは嫌なので自分の食い扶持は稼げることは条件ですが、高年収は求めていません。
でも、ほんのちょっとメールで話しただけの内容でさも知ったように言うような男性・こちらが毎日数時間を2年間つづけていることを「無趣味」と決めつける男性とは付き合えません。
もちろんそれを指摘して変えてくれる男性ならいいのですが、男性は女性から何か指摘されると意地になって変えない、あるいは逆に嫌なことをやってくることすらありますからね。
女ごときに俺様を変えてたまるか、という男性は無理です。

昔の男性ができたことすらできない。

昔の、男女がもっと純情だったころでも、男性が気になる女性に対して「映画の試写会のチケットがたまたま手に入ったんだけど」みたいな感じで誘うことはありました。
映画がデートに向いているかどうかは別として、女性を誘うのに何かYesといってくれそうな口実を考える頭はあったのです。
余ってる男性というのは、そういうのが本当になくて、会おう会おうってそれだけしか言わないです。
頭につまってるのは脳細胞ではなくて海綿体でしょうか。

相手がどう思うのかを全く考えない人とは付き合えない。

男女関係だけじゃなくて、普通の友人関係でも、会社の人でも、「こう言ったら相手がどう思うか」を考えて、もし失敗したら「こうすべきだった」と直せる人じゃないと、関係を築いていくのは難しいです。
男性は、友人相手や会社の人相手にはそれができても、女性相手にはできない人が非常に多いです。
内心間違ってたとわかってるくせに、それを直すと自分が今まで間違ってた方法を得々としてやっていたことを認めなければならなくて、ちっぽけなプライドが傷つくから、俺の方法でうまくいくまでやってやる!みたいに見えます。
反対にモテる人は、最初のうち女性相手に失敗しても、それを直せる人だと思うのです。
なので、「男はこうなんだから女はそんな要求せずに我慢しろ」というのは、男性のためにもならないのです。

自分から好きだと言わない男性が多い。

「男がそんなこと言えるか!」ってすぐ言います。
「男がこういう態度してるからわかるだろ!」なんて言われて、デートして、それでも嫌な男性だったからお断りしたら、「俺好きだなんていってないもーん」ですよ。
「好きだ」と言わない男性は、男らしいんじゃない、そう言って言質をとられないように女を手に入れようとする、うまくいかなかったら自分のちっぽけはプライドを守るために「おまえみたいなブス好きなわけねーじゃん」っていう卑怯な男です。
傷つきたくないなら、諦めるしかない。
傷つきたくないけど女は欲しい、だから女をからかったり下げたりつきまとったり偉そうに「俺は物知りだ」みたいに教えにきたり、うっとうしいことをするんです。
そんなことより「好きだ」って一言いうほうが成功率高いのに、できないんです。

好きなやつには好きっていってそいつが望んでやることをやってやるしかない。
このセリフ、フルボイスじゃないのが残念。
小野友樹さんのイケボで全部聞きたい!

自分を変えられないのが一番まずい。

女にもありますが、男の人はとにかく自分を変えられない人が多いです。
そしてそういう男性ほど売れ残っています。
相手のために自分を少しでも変えられる人なら、外的な条件に多少問題があっても、惹かれる女性は居ます。
逆にどれだけ年収が高くてイケメンで高学歴でも、「俺様はひとつもおまえのために変えてやるか、お前が全部俺に合わせろ」なんて男性とは一緒に過ごせません。
それを我慢してお付き合いをしたり結婚をしたりしても、結局別れることになるだけです。

女性ばかりに「男はそうなんだから女が大人になって我慢して男をうまく操縦して」というのは、ナンセンスだと思っています。
それは、女に対して言いやすいというだけの話だと思っています。
つまり、わがままで暴れる子供に言うのは面倒だから、聞き分けの言い子供に「あなたはお姉ちゃんなんだから(お兄ちゃんなんだから)がまんしなさい」っていうのと同じで、間違ったことです。
男性がもう少し、女性に対してのコミュニケーション能力を磨くとか、失敗したら次に活かすという柔軟性があれば、もう少し結婚する男女は増えます。

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